P1071646

ストロボ買っちゃったーーー

僕、何台かストロボを持っているのですが、すべて外光オートまたはマニュアルのものです。いろいろなメーカーのカメラを使っているため、汎用性の高いストロボのほうが使い勝手がいいんですよね。

それと、カメラの絞りやシャッタースピード、ISO、焦点距離などを自動的に把握して適切な明るさで光ってくれる、いわゆるTTLのストロボって、なんかよくわからなくて、オリンパスのFL-36R以降買っていませんでした。デジタルカメラなので、撮影して背面液晶で確認して明るさ変更みたいな手順でやってて、特に不便じゃないかなと感じているもんで。

ただ、最近ちょっとTTLのストロボいいなーと思っていて。TTLのストロボがいいというより、電波式のワイヤレストリガーをカメラに付けて、離れたところにあるストロボを操作するのに憧れていて。

今もフルマニュアルの中国製の3,000円のストロボをワイヤレスで発光させているのですが、明るさを変える場合、ストロボまで行かないといけない。ライトスタンドを高く伸ばしている状態の場合、結構面倒くさいんですよ。

なもんで、この際TTL対応ストロボとワイヤレストリガーを買おうかと思ったんです。いろいろ選択肢はありました。メインはニコンなので、ニコン純正のSB-700とか、ストロボ専業のメーカー、ニッシンのDi700AとAir 1のセットとか。

で、もうひとつ気になっていたのが、今回購入したGODOX。中国のメーカーなんですが、最近はケンコートキナーが輸入代理店になっています。結構おもしろいストロボをたくさん出しているんで、何か試してみたいなと思っていたんです。

とりあえず、ニコンのi-TTL対応で光量が大きくて、Xシステム(GODOXのワイヤレスシステム)に対応しているものということで、TT685NとX1T-Nのセットを購入しました。

P1071650

まずTT685N。結構大きいです。ニコンのSB-910と同じくらいだと言われています。機能、光量も同じくらい。でも値段はこちらのほうが格安。ちゃんと技適通ってるのを買いましたよ。

P1071652

立派なソフトケースとスタンドが付いているほか、ワイドパネルアイキャッチ用の反射板も内蔵されていて、ちゃんとしてますね。ヘッドは左右180度、上下90度まで可動します。ロックボタンはありません。エイヤッで動きます。

P1071663

電池ボックス。単三4本仕様です。

P1071666

ボディ上側から+−+−の順で入れましょう。

P1071664

マウントは金属製。しっかりしています。

P1071670

電源を入れてみました。このストロボは、カメラのホットシューに接続してi-TTLで発光するのはもちろん、マニュアル発光もOK。また、同じGODOXのXシステム対応のストロボをワイヤレス発光させるためのマスター(送信機)としても使えます。まあ、使わないとは思うんですけど。というかGODOXのストロボこれしかないんですけど。

P1071671

ここからワイヤレスのストロボの調光もできるわけですね。もちろん、スレーブモードもあって、赤外線と電波式の両方に対応。スレーブモードの場合は液晶が赤くなります(写真撮り忘れた)。

で、D750のホットシューに取り付けて天井バウンスして、マニュアルモードで撮影してみました。

DSC_4513

撮れるわー。普通に撮れるわー。これがTTLかーーー。TTLって何も考えなくてもストロボが勝手にやってくれていいわーー。うちのストロボ、古いやつだともう黄色い光になっちゃってるんですよね。これは色もなかなか安定してそう。

P1071679

さて、お次はこちら。X1T-N。ワイヤレス送信機です。

P1071681

よくわかんないと思うんですが、意外と大きいです。雪見だいふくよりちょっと小さいくらい、業務用の雪見だいふくくらいです(わかりづらい)。

P1071682

技適も通ってます。

P1071684

電池は単三2本です。

P1071686

D750に装着。意外と大きいですが、重くはありません。液晶は自分側に向いています。

P1071689


TT685N側でCHとグループを設定。そしてX1T-Nでも同じCHとグループを設定すれば、とりあえずOK。この状態でテストしてみます。

DSC_4518

光った! 最初全然光らなくて焦ってたんですが、何度か試したらいけました。取説は英語と中国語のみなので、ネットの力を駆使したり、勘で設定。慣れれば難しくはありません。

P1071690

調光補正はX1T側から行えます。調光したいグループを中央に表示させて、右のダイヤルで補正します。

DSC_4530

LX100の隣にスタンドで立てたTT685Nを置いて、天井バウンスさせています。これは調光補正0。ちと暗いかな。

DSC_4531

ということで、+0.7補正。もちろんX1Tからちょちょっと変更。

DSC_4532

+1.3補正。このくらいでちょうどいいかな。TTLにしていても、オフカメラだと被写体までの距離とか角度とかいろいろあるから、あんまり意味ないかもしれないですね。でも、1台TTLのストロボあると、取材やイベントでラクになりそう。

僕はインタビューカットとかブツ撮りでストロボを使うことが多いので、もう1灯欲しいところなんですよね。でも、2台目はXシステムに対応していれば、TTLじゃなくてもいいかなと思っています。

いやー、ストロボ楽しいなー。光を自分でコントロールできるの、楽しいですよ。